しんそう大和上草柳  『トキの詩(うた)』

日々感じたこと、学んだことをつれづれなるままに綴ってみます。

しんそうタイムス12月号

2014年12月6日(土)晴れ

今月の症例報告

今回の症例は座間市のNさん(91才、男性)です。
私はつい最近までNさんのご自宅に伺い、Nさんと奥様に施術をさせていただいておりました。ところが今年の7月に奥様が体調を崩され、不幸なことに8月に亡くなられました。
そんなことがあり、いつしか施術は中止となっておりました。
ところが先月に息子さんよりお電話があり、父の調整をしてほしいのでお願いしますとのご連絡がありました。なんでも現在は相模原市内の認知症の方のための介護老人ホームにいらっしゃるとのことで、痛みがひどいので週に3回ほどお願いしますとのことでした。
最初に伺った時は5ケ月ぶりでしたが、車椅子に座ったまま、半分眠っておられるようで、会話もできませんでした。
ベッドに横になるのも大変なので座った状態でできることをしました。
正直なところ大変驚きました。数か月前は杖をついて歩けたし、会話もできたのに…。
このまま施術をしてもよいものかどうか迷いました。
自分でも答えがでないまま、2日後にまた伺いました。
するとホームの所長さんが走ってこられ、Nさんがとても体調が良く、いままでできなかった着替えができたとのことで、とても感謝されました。
その日のNさんは眼も開いており、なんとか会話もできました。
以来、週に3回施術を継続しております。最近では手すりにつかまりながらも歩けるようになったようです。不思議なことに歩けるようになるのと同時に頭もしっかりしてきたようで、少しずつ昔の記憶が戻ってきているような気がします。
ホームの食堂には7~8名のお年寄りの皆さんがおられます。会話のできる方もいれば、いつも眠っておられるような方もおられます。一生懸命人生を生き切った方々のその姿を見る度になんだかいろいろな思いが脳裏をよぎります。Nさんの心身の健康に少しでもお役に立ちたいと切に願う今日この頃です。
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