しんそう大和上草柳  『トキの詩(うた)』

日々感じたこと、学んだことをつれづれなるままに綴ってみます。

しんそうタイムズ2016年5月号

2016年5月2日(月)晴れ


新緑が眩しく映える5月。ゴールデンウィークが始まりました。でも、今年は熊本地震もまだまだ先が見通せない状況ということもあり、あまりウキウキとした気持ちにはなれません。死者49人、避難者3万人以上という非常に大きな災害となった今回の地震ですが、けして他人事ではありませんね。それまでの生活が一変してしまう自然災害の恐ろしさを痛感しました。長崎の高校に通う長男に連絡したところ、長崎は大丈夫とのことでした。とにかく何事もなく生活できることに感謝して生きたいと思う今日この頃です。
今月の症例報告
今回の症例は大和市にお住いのAさん(当時62才、女性)です。Aさんが初めてご来院されたのは2011年6月でした。腰痛、肩こり、膝痛にお困りとのことでした。整形外科では腰椎のヘルニアと診断されたそうでした。Aさんは特に膝痛にお困りとのことで、それというのもAさんは20才頃より日本舞踊を始められたキャリア40年の大ベテランで、現在でも年に何度かは発表会に出られるそうです。問題は毎週2度のお稽古の際に膝を曲げると痛むため、きちんとした動作ができないこと。Aさんは施術室で日本舞踊の所作を見せてくださいましたが、とても優雅で美しい動作の中に、両膝をまげて腰を落とすポーズが確かに多いので、私も納得しました。
Aさんの後姿を拝見すると、骨盤が左下がりで肩が右下がり。手足の動きは左膝が特に硬く、股関節は右側が硬い。そして右手が挙がりにくいとの結果でした。
しんそう療方を受けた方はご存じのことと思いますが、必ず施術の前に手足の動きを検査しますよね。実はこの検査が非常に大切で、この検査によって身体をゆがめている原因が特定できるのです。
「手足の動きの違いが身体をゆがめる。」
私もこの検査法はずいぶんと練習しました。今でも難しいと感じます。
Aさんは最初は週に1度の施術でスタート。3ヶ月目から隔週。10ヶ月目からは月に1度のメンテナンスになり、現在に至っております。最近は無理をすると腰が重だるくなることがあるものの、ひどい痛みは無いとのことです。膝に関しても踊りの最中に気になることは無くなったそうです。
私も少林寺拳法を始めて今年で39年になりますが、毎日のストレッチやウォーキングなど、少林寺拳法を続けるための身体づくりを大切にしています。月に1度はしんそう療方の仲間とお互いに身体の調節することも欠かせません。どうかAさんも身体のメンテナンスを怠らずに、生涯現役で頑張っていただきたいと切に願っております。ところで最近のこと、Aさんが何年か前の発表会の時に写した写真を持ってきて下さいました。日本髪のかつらに白塗りのお顔。そこには素敵な舞子さんがおられました。もしも私が発表会に行き、Aさんとすれ違っても絶対にわからないでしょう。(笑)
毎月1度の施術のあと、Aさんとはお話が弾みます。先日は「男踊りと女踊り」を見せていただきました。男踊りは少しがに股気味に踊り、男性を表現します。女踊りは内股で身体の動きも柔らかく、女性を表現します。いずれもすらっと背筋を伸ばして美しい立ち方です。
武道に相通じる点も多く、勉強になります。月に1度のAさんとの日本舞踊談義が楽しみな私です。
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